ぎっくり腰の季節
山中接骨院スタッフ成田です。
最近めっきり寒くなってまいりまして。
近年は夏からいきなり冬に突入するように一気に寒くなりますね。とくに羽根木近辺はビル風や突風が激しい道が多いので、風の冷たさもひとしおです。
この時期、接骨院には、ある症状の患者さんがとても増えます。みなさんごぞんじ、「ぎっくり腰」でございます。
このぎっくり腰、その昔海外では「魔女の一撃」などとも呼ばれ恐れられていたとか。
以前ある患者さんが、ひどいぎっくり腰で来院したとき、
「この世にたった一人取り残されたような痛みだ」
と言っておられたのを思い出します。こわいですね。
さて、このぎっくり腰。なってしまうきっかけってなんでしょうか?
引っ越しで重いものを持ったら。
小学生の子供を抱っこしたら。
会社で重い段ボールを運んで階段を上っていたら。
など、比較的強い負荷が腰にかかることで発生するイメージをお持ちの方が多いかと思いますが、実際にはこういった比較的強い負荷で起こるぎっくり腰は、全体で見てみると少ないんです。
もっと日常的なごく軽い負荷、例えば、
呼ばれて振り向いた
赤ちゃんを抱きあげた
階段を一段上がった
階段を一段下がった
くしゃみ せき などなど・・・・
「え!?こんなことで!?」
というようなことでぎっくり腰はいとも簡単に発生してしまうんですね。まさに日常に潜む恐怖。こわいですね。
いつどこでおそわれるかわからない。いつだれがなってもおかしくない。そして何より、痛い!!!
さて、当山中接骨院では、普段おいでになっている患者さんに、もしぎっくり腰になってしまったら絶対に無理をせず、かつ、速やかに治療をすることをお顔を見るたびにおすすめしています。
また、ぎっくりに関する勉強会にも積極的に参加し理解を深め、患者さんの治療に還元できるよう、スタッフ一同日々努力をしております。
現在当山中接骨院では、ぎっくり腰については、
「立体動態波」という、
筋肉を休める、
逆に使っていない筋肉を起こす、
壊れてしまった筋肉組織を修復する
神経系に働きかけて痛みを取る など、
多方面からアプローチが可能なハイブリッド医療器や症状に応じた様々な技療法、安易に安静に頼らず、早い段階で動かせる範囲でできる限り動かす運動療法など、新しい知識と技術を以て早期治療、早期復帰に取り組んでおります。
みなさんも、もしぎっくり腰になってしまった時、どんな時でも頼っていただけるよう頑張ります!
とここまで書いておきながら、やはり思うのは、
「ぎっくり腰になってからいかに治療するか」
と同じくらい重要なことがある。ということです。それは、
「ぎっくり腰にならないような生活習慣をしり、気を付けて予防していくこと」
です。痛くないほうがいいに決まってますからね?
といわけで、
「ぎっくり腰を予防しよう!!」
はまた近いうちのテーマにしてみようと考えておりますので、参考にしていただけると幸いです。
では!!