腰痛の原因と椎間板ヘルニア
おかげさまで、下北沢、代田、松原、笹塚でクチコミ一位を頂いております!ありがとうございます!山中接骨院成田です。
寒さがかなり厳しくなってきましたね。ここ数年は秋が短く、冬がとても長いように感じます。
さて、この時期になると、毎年ぎっくり腰をはじめ、腰痛を訴える患者様がとても多く来院されます。
一口に腰痛の原因といっても、重いものをもった、久しぶりに激しい運動をしたなど、理由は様々ですが、今日はそれらの中から「椎間板ヘルニア」について少しお話させていただこうかと思います。
椎間板ヘルニアとは?
椎間板ヘルニアとは、腰骨と腰骨の間の椎間板が変形し、腰骨の隙間から飛び出して近くの神経を圧迫している状態のことを指します。 「椎間板」は背骨と背骨の間のクッション材のような役目を担っています。椎間板の状態を大福にたとえてみると、きれいだった大福がつぶれて形がひしゃげていたり、中の餡が飛出してしまっている状態をイメージしていただくとわかりやすいかもしれません。この飛び出してしまった椎間板が背骨のそばの神経を圧迫したりすると、腰痛や坐骨神経痛の原因になってしまうんですね。
様々な症状
椎間板ヘルニアの出現によって、その直後に腰痛が発生する方も多数おられる一方で、椎間板ヘルニアと診断されてからずいぶんたってから腰痛が出る方もかなりお見受けします。また、ヘルニアは時間とともに自然に治る場合があり、MRIなどではヘルニアは消 失しているのに、たびたび腰痛に悩まされているといった方もおられます。
早期診断早期治療
椎間板ヘルニアの確定診断は、主にMRI等で確認されますが、
ヘルニアの大きさ=痛みの強さ
とは限らない場合が多く、また、
ヘルニアがある=すぐ腰痛発生
とも限らず、時期、痛みの強度ともに個人差が大きく、原因がはっきりしない腰痛が出たときは、
「痛いけどそのうち治るだろう」 「いつもの腰痛だから大丈夫」
は禁物です。できるだけ早く治療をしていただくことで、痛みのある期間が短く済みますし、回復も早く、また、どんなお怪我でもそうですが、治療をしないで放置しておくと、腰をカバーするために膝や背中など、体のほかの部分に過剰に負担がかかってしまい、新たな痛みを作り出す原因にもなってしまいます。
重症化した椎間板ヘルニアによって、排尿障害や歩行障害、または腰から下の知覚が鈍くなってしまったりといった重篤な症状が出る場合もありますので、原因がはっきりしない腰痛が出た時や、もうすでに椎間板ヘルニアをお持ちの方は、できるだけ早い治療をお勧めします。
最後になりますが、冬の寒さは体に堪えますので、十分に暖かくして日々お過ごしください。みなさまが日々健康でありますよう
スタッフ一同心より願っております。